メンバー

教授 神吉 智丈
KANKI Tomotake
kanki.tomotake.114<at>m.kyushu-u.ac.jp
助教 山下 俊一
YAMASHITA Shun-ichi
yamashita.shunichi.029<at>m.kyushu-u.ac.jp
助教 古川 健太郎
FURUKAWA Kentaro
furukawa.kentaro.828<at>m.kyushu-u.ac.jp
助教 井上 敬一
INOUE Keiichi
inoue.keiichi.689<at>m.kyushu-u.ac.jp
研究員 三枝 徹
SAIGUSA Tetsu
saigusa.tetsu.793<at>m.kyushu-u.ac.jp
研究員 タマラ ギネフスカヤ
Tamara GINEVSKAIA
ginevskaia.alexandrovna.tamara.013<at>m.kyushu-u.ac.jp
修士課程 1 年
陸 皡天
RIKU Kouten
lu.haotian.444<at>s.kyushu-u.ac.jp
研究生
鄭 淳謙
TEI Junken
zheng.chunqian.110<at>s.kyushu-u.ac.jp
事務補佐員
大峯 知子
OHMINE Tomoko
ohmine.tomoko.358<at>m.kyushu-u.ac.jp
研究補助員
古川 美香
FURUKAWA Mika
furukawa.mika.856<at>m.kyushu-u.ac.jp
研究補助員
柴田 季代子
SHIBATA Kiyoko
shibata.kiyoko.268<at>m.kyushu-u.ac.jp

ミトコンドリアオートファジーの分子機構

略歴:

九州大学医学部卒業(平成9年)。
産婦人科で研修後に大学院進学。
平成15年学位取得(医学博士、九州大学臨床検査医学分野)。
コロンビア大学、ミシガン大学でのポスドク経て、平成21年に九州大学病院助教(検査部)。
平成23年から令和6年まで、新潟大学大学院医歯学総合研究科・テニュアトラック教授、教授。
令和6年より現職。

コメント:

大学院生の後半頃から継続してミトコンドリアの研究を行ってきました。ミトコンドリアの研究を医療に応用するために、ミトコンドリア病の研究で有名なコロンビア大学に留学しましたが、全く成果を挙げることはできませんでした。何かもっと新しいことに取り組もうと必死で考えたどり着いたのが、現在の研究テーマ「ミトコンドリアオートファジー」です。まだほとんど研究されていないテーマでしたので、単純なモデル生物で行うべきと考え、ミシガン大学のDan Klionsky教授のラボに参加し、何も知らない酵母で実験を開始しました。この大きな挑戦から始まり、現在まで、「ミトコンドリアオートファジー」研究を継続しています。今では、酵母からヒト培養細胞、マウスまで研究が広がり、もう少しで本当に「ミトコンドリアの研究を医療に応用する」ところまで辿り着けそうです。

助教:山下 俊一

E-mail: yamashita.shunichi.029<at>m.kyushu-u.ac.jp
Tel: 092-642-6089
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ミトコンドリアをはじめとする細胞内小器官選択的オートファジーの生理的意義とその分子機構に関する研究

略歴:

平成19年 博士(農学)京都大学(阪井康能教授)
平成20年 COE研究員 京都大学(阪井康能教授)
平成21年 学術研究員 九州大学(藤木幸夫教授)
平成22年 日本学術振興会特別研究員PD 九州大学(藤木幸夫教授)
平成26年 新潟大学大学院医歯学総合研究科 特任助教
平成27年 新潟大学大学院医歯学総合研究科 助教
令和6年から現職

コメント:

京都大学では酵母、九州大学では哺乳類培養細胞を用いてペルオキシソームのオートファジーによる分解(ペキソファジー)について研究を行ってきました。現在は、神吉先生の下、哺乳類培養細胞や個体レベルでのミトコンドリアの分解(マイトファジー)について研究をスタートしています。博士課程の大学院生時代から数えて、10年以上オルガネラオートファジーの研究分野に触れてきましたが、まだまだ未解明な部分が多くあります。ペキソファジー研究での経験を生かし、マイトファジーの分子機構と生理的意義について全て解き明かしたいと思います。

助教:古川 健太郎

E-mail: furukawa.kentaro.828<at>m.kyushu-u.ac.jp
Tel: 092-642-6089
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酵母におけるミトコンドリアオートファジーの分子機構

略歴:

東北大学農学部応用生物化学科・卒業 (2000 年)。
同大学院農学研究科応用生命科学専攻・博士課程修了、博士 (農学) 取得 (2005 年)。
2004 年から 2006 年まで、同大学院にて日本学術振興会特別研究員 (DC2・PD)。
2006 年から 2014 年まで、スウェーデン・ヨーテボリ大学 (Stefan Hohmann ラボ) にてポスドク研究員、上級研究員。
2015 年から 2024 年まで、新潟大学大学院医歯学総合研究科にて特任助教、特任講師。
2024 年 4 月から、現職。

コメント:

大学院時代は糸状菌、ポスドク以降は酵母を用いて、一貫してストレス応答 MAPK 経路の研究を行ってきました。新潟大学に着任した 2015 年にマイトファジーの研究を開始しました。これまでに、マイトファジーを負に制御するプロテインホスファターゼ Ppg1 とその結合パートナー Far 複合体の解析 (Cell Rep 2018; eLife 2020)、新規ミトコンドリア分裂因子マイトフィッシンの解析 (Mol Cell 2023)、マイトフィッシンとダイナミン様タンパク質の協調によるミトコンドリア分裂の解析 (Autophagy 2024) などの成果を挙げてきました。九州大学でも引き続き、マイトファジーおよびミトコンドリア分裂における研究を発展させていきます。

助教:井上 敬一

E-mail: inoue.keiichi.689<at>m.kyushu-u.ac.jp
Tel: 092-642-6089
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哺乳類におけるマイトファジー・オートファジーの生理機能と疾患との関わり

略歴:

1998年京都大学農学部卒業。
2003年東京大学大学院農学生命科学研究科修了、博士(農学)。
理化学研究所脳科学総合研究センター、東京医科歯科大学難治疾患研究所、米コロンビア大学医学部、米Prevail Therapeutics社、新潟大学大学院医歯学総合研究科を経て、2024年4月より現職。

コメント:

学生時代より主に遺伝子改変マウスを用いて研究を行い、近年はヒト線維芽細胞やiPS細胞を用いた研究も行っています。大学院・理研・医科歯科大では骨代謝制御機構について、コロンビア大では神経変性疾患の発症メカニズムについて研究を行いました。またPrevail Therapeutics社では神経変性疾患の遺伝子治療に関する基礎研究を行いました。これまでの技術・経験を活かして、哺乳類マイトファジーの謎を解き明かしていきたいと思います。

研究員:三枝 徹

E-mail: saigusa.tetsu793<at>m.kyushu-u.ac.jp
Tel: 092-642-6089
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線虫を用いたマイトファジーの研究

略歴:

北里大学理学部卒、東京医科歯科大学、北海道大学、九州大学、新潟大学を経て、令和6年5月より九州大学本研究室で研究員を務める。

コメント:

線虫を使ったマイトファジー関連遺伝子の探索とヒト培養細胞におけるマイトファジー遺伝子の機能解析を行っている。

これまでの在籍者 (新潟大学時代を含む)

准教授
福田 智行
研究補助員
佐久間 真由美
特任助教
アレクセイ インノケンチエフ
研究補助員 堀井 尚輝
博士課程大学院生 五十嵐 遼子
修士課程大学院生 海老 優樹
研究補助員 畑 優紀
研究補助員 木下 粧子
博士課程大学院生 クセニヤ チェルニショワ
日本学術振興会外国人特別研究員 Yeasmin MST Akter
客員研究員 Talukdar Muhammad Waliullah
修士課程大学院生 趙 宇シン
客員研究員 Vikramjit Lahiri
修士課程大学院生 金 秀蓮
客員研究員 Adam Beach
博士課程大学院生 栗原 悠介
特任助教 廣田 有子
2023 年度基礎配属実習学生 (3 年生) 学内 4 名、米国ミシガン大学 1 名
2022 年度基礎配属実習学生 (3 年生) 学内 4 名
2021 年度基礎配属実習学生 (3 年生) 学内 6 名
2020 年度基礎配属実習学生 (3 年生) 学内 4 名
2019 年度基礎配属実習学生 (3 年生) 学内 4 名、米国ミシガン大学 1 名
2018 年度基礎配属実習学生 (3 年生) 学内 4 名、米国ミシガン大学 2 名
2017 年度基礎配属実習学生 (3 年生) 学内 1 名、米国ミシガン大学 3 名
2016 年度基礎配属実習学生 (3 年生) 学内 2 名、米国ミシガン大学 1 名
2016 年度基礎配属実習学生 (4 年生) 学内 3 名